作業環境測定士になるまでの道のり

作業環境測定士資格取得の流れ

下図をクリックすると、PDF版(54KB) がダウンロードできます。

作業環境測定士国家試験について
 

作業環境測定士国家試験は指定試験機関である公益財団法人安全衛生技術試験協会が行っています。

1

試験の種類

作業環境測定士国家試験は、第一種作業環境測定士試験と第二種作業環境測定士試験の2種類があります。

第二種作業環境測定士試験科目

第一種作業環境測定士試験科目

(共通科目)

左記の第二種試験科目(「共通科目」4科目)に加えて、取得しようとする種別に応じて右記の1―5の「選択科目」(選択科目は、1科目から最大5科目まで同時受験が可能です)

(選択科目)

1

労働衛生一般

1

鉱物性粉じん

2

労働衛生関係法令

2

放射性物質

3

デザイン・サンプリング

3

特定化学物質

4

分析に関する概論

4

金属類

  

5

有機溶剤

〈第二種作業環境測定士試験を受ける方へ〉

 

第二種作業環境測定士の資格取得を目指す方は、原則として上記の4科目(「共通科目」と呼んでいます)を受けることが必要です(ただし、第1種衛生管理者又は衛生工学衛生管理者の資格(実務経験必要)を持っていて法令に定める試験科目一部免除講習を受ける場合には、4科目のうちの一部の科目の試験が免除されます。また、環境計量士(濃度関係に限る)の資格を持っていて法令に定める試験科目免除講習を受ける場合には、「選択科目」のうち放射性物質以外の科目の試験が免除されます)。(上図「作業環境測定士資格取得の流れ」ご参照)

〈第一種作業環境測定士試験を受ける方へ〉

 

第一種作業環境測定士は、次の5種類があり、試験は選択科目が別になっています。

 

1) 鉱物性粉じん(石綿等を含みます)に係る第一種作業環境測定士
2) 放射性物質に係る第一種作業環境測定士
3) 特定化学物質(金属であるものを除く)に係る第一種作業環境測定士
4) 金属類(鉛及び金属である特定化学物質)に係る第一種作業環境測定士
5) 有機溶剤に係る第一種作業環境測定士

 

試験科目は、粉じん、有機溶剤など自分が資格を取得しようとする種別についての「選択科目」のほか第二種作業環境測定士が受験する科目と同じ4科目(労働衛生一般、労働衛生関係法令、デザイン・サンプリング、分析に関する概論:試験科目は第2種作業環境測定士試験とまったく同じものです。)を受験することになります。具体例は、次のようになります。

 

受験しようとする第一種作業環境測定士の種別

試験科目

鉱物性粉じん(石綿等を含む)に係る第一種作業環境測定士

「共通科目(第二種作業環境測定士と同じ4科目)」+「選択科目(鉱物性粉じんの分析の技術)」の合計5科目

放射性物質に係る第一種作業環境測定士

「共通科目(第二種作業環境測定士と同じ4科目」+「選択科目(放射性物質の分析の技術)」の合計5科目

特定化学物質(金属であるものを除く)に係る第一種作業環境測定士

「共通科目(第二種作業環境測定士と同じ4科目)」+「選択科目(特定化学物質の分析の技術)」の合計5科目

金属類(鉛及び金属である特定化学物質)に係る第一種作業環境測定士

「共通科目(第二種作業環境測定士と同じ4科目)」+「選択科目(金属の分析の技術)」の合計5科目

有機溶剤に係る第一種作業環境測定士

「共通科目(第二種作業環境測定士と同じ4科目)」+「選択科目(有機溶剤の分析の技術)」の合計5科目


 

もし、同時に二つ以上の種別の第一種作業環境測定士を受験したい場合は、次のようになります。

 

例1:

特定化学物質の第一種有機溶剤の第一種同時に取りたい場合

   

→試験科目は、次の6科目となります。

   

「共通科目(第二種作業環境測定士と同じ4科目)」+「選択科目(特定化学物質の分析の技術)」+「選択科目(有機溶剤の分析の技術)」の合計6科目

   

例2:

選択科目に対応する五つの種別の第一種をすべて取りたい場合

   

→試験科目は、次の9科目となります。

   

「共通科目(第二種作業環境測定士と同じ4科目)」+「選択科目5科目」の合計9科目

 

このように、第一種作業環境測定士を取得するための試験は、

 

1) 第二種作業環境測定士に課される試験科目(「共通科目」と呼び、具体的には「労働衛生一般」「労働衛生関係法令」「デザイン・サンプリング」「分析に関する概論」の計4科目の計4科目)

 

 

2) 第一種作業環境測定士に固有の試験科目(選択科目」と呼び、例えば、特定化学物質の場合は「特定化学物質の分析の技術」)

 

となります。

 

試験がこのようになっているのは、第一種作業環境測定士は、第二種作業環境測定士に要請される知識技術のすべてをマスターしているほかさらにその上に粉じん、有機溶剤などの種別に応じた分析技術もマスターしている専門家として位置づけられていることによります。

 

したがって、第一種作業環境測定士は、第二種作業環境測定士ができることはすべてできるほか、それに加えて粉じん、有機溶剤などの種別に応じた分析もできる専門家であることになります。

 

作業環境測定士の種別に応じて、法令上できることは次のようになります。

 

[第二種作業環境測定士ができること]
指定作業場(粉じん(石綿等を含む)、放射性物質、特定化学物質、金属、有機溶剤に係る作業場)のすべてについて、作業環境測定のための「デザイン」「サンプリング」を行うことができるが、「分析」については、「検知管を用いた一定の有機溶剤又は特定化学物質の測定とデジタル粉じん計による粉じんの測定」以外はできない。

 

[第一種作業環境測定士ができること]
第一種作業環境測定士ができることを「特定化学物質に係る第一種作業環境測定士」を例に以下に示します。

 

第二種作業環境測定士ができることすべて
即ち、指定作業場(粉じん、放射性物質、特定化学物質、金属類、有機溶剤に係る作業場)のすべてについて、作業環境測定のための「デザイン」「サンプリング」及び「検知管を用いた一定の有機溶剤又は特定化学物質の測定とデジタル粉じん計による粉じんの測定」が可能。

 

及び

 

■特定化学物質に係る分析(機器分析等、作業環境測定基準に規定する特定化学物質のすべての分析法による分析)が可能。

 

このため、第一種作業環境測定士試験を受けて、「選択科目」が合格点に達しない場合は、第一種作業環境測定士試験に合格できませんが、この場合も「共通科目」の4科目すべてが合格点に達した場合は、第二種作業環境測定士試験に合格した取扱いとなり、「作業環境測定士講習」及び「登録」を経て「第二種作業環境測定士」となることができます。また、2年以内に再度第一種作業環境測定士試験を受験する場合は、「選択科目」のみの受検となります。

 

また、第一種作業環境測定士試験を受けて、「選択科目」が合格点に達しない場合で、かつ「共通科目」も4科目すべてが合格点に達しなかったが、合格点に達した科目が1科目でもある場合、その科目は、再度受験するについては、2年間は合格扱いになり、受験科目からは免除されます。詳しくは、試験を実施している「公益財団法人 安全衛生技術試験協会」(下記3)にご照会ください。

   

2

試験開催時期

例年8月に第一種と第二種作業環境測定士試験が、2月に第二種作業環境測定士試験が行われます。

   

3

願書配布時期

配布時期に関しては、下記へお問い合わせください。

国家試験の願書、受験資格に関する詳しいことは、下記へお問い合わせください。

公益財団法人 安全衛生技術試験協会

〒101-0065
東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館9階
Phone:03-5275-1088
URL:http://www.exam.or.jp/

 


(お知らせ)

 

◎日本作業環境測定協会では、「作業環境測定士受験準備講習」を実施しています(→こちらをご覧ください)。
◎また、過去に出題された問題集など、国家試験受験に役立つ出版物を発行しています(→こちらをご覧ください)。

作業環境測定士国家試験 全免除及び一部免除資格

作業環境測定士の国家試験が、 全免除または一部免除に該当する資格があります。

以下に該当する資格をお持ちですか?



国家試験の願書、受験資格に関する詳しいことは、下記へお問い合わせください。

公益財団法人 安全衛生技術試験協会

〒101-0065
東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館9階
Phone:03-5275-1088
URL:http://www.exam.or.jp/