IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト養成講座のページ・更新情報
- 2024/12/17
- IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト対象研修会のご案内を掲載しました
- 2024/12/16
- IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニストの更新申請手続きを更新しました
- 2024/12/12
- IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト養成講座コース5・6・7・8(後期)講義動画の配信を開始しました
- 2024/11/28
- IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト名簿を更新しました
- 2024/09/10
- Managing Heat - Old Concepts & New Ideas (IOHA) [748KB]が開催されます(無料)
- 2024/07/30
- IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト養成講座 トピックスのページを更新しました
- 2024/07/11
- IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト養成講座令和6年度(後期)の受講お申し込み受け付けを開始しました
- 2024/05/31
- 第7回アジア産業衛生ネットワーク学会(ANOH)が10月に開催されます
- 2024/04/30
- 令和6年度IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト評価試験の予約受け付けを開始しました
- 2024/03/26
- 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習における技能講習の講師の条件の改正について(令和6・3・13 基発0319第8号) [339KB] 当協会のIOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニストと作業環境測定インストラクターが特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習等における講師条件に追加されました
- 2024/04/02
- よくある質問を掲載しました
- 2024/04/02
- IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト規程を更新しました
- 2024/04/02
- 更新制度について補足資料を更新しました
- 2024/01/31
- IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト評価試験要綱を更新しました
- 2023/04/04
- IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト規程の細則「4.認定の基準 ハ」を掲載しました
- 2023/01/23
- IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト規程を更新しました
- 2022/08/31
- IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニストの更新申請を締め切りました
- 2022/06/27
- IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニストの更新申請手続きを掲載しました
- 2020/08/20
- 日測協認定オキュペイショナルハイジニスト養成講座が、IOHAより国際的な資格として再認証されました(2020年7月15日付け)
IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニストとは
化学物質管理のあり方について、これまでの個別有害物質規制に係る労働基準監督中心の方法から、企業自らの責任で有害化学物質のリスクを管理する「自律的管理」に大きく変更することとして関係規則等の改正を行い、その多くが令和6年4月から施行されました。新たな制度は、これまで特定化学物質障害予防規則などの個別規則の対象とされているものについては従来からの規制をそのまま実施する一方、GHSの危険有害物質に該当する化学物質(約2,900余)について、企業にリスクアセスメントの実施とそれに基づく自主的な改善措置による労働者のばく露の最小化を求める内容です。
企業は、それぞれの事業場の実態に応じて必要な実施事項を整理するとともに、作業実態に応じたアプローチを検討のうえそれを実施することが求められますが、その対応は作業の態様に応じさまざまです。作業標準の徹底などで解決する場合もあれば、教育の徹底で済む場合もあり、必ずしも国がリスクアセスメント指針などで示している道筋の対応を機械的に実施することがベストではない場合もあり得ます。
自律的管理はこのようなワンパターンではない対応が求められますが、このような場面は、法令に基づく個別事項に係る資格者が想定していないものであり、より包括的な専門知識を有し、場面に応じた弾力的な対応ができる人材が必要となります。英国ではオキュペイショナルハイジニストが、また米国ではインダストリアルハイジニストがすでにこのような役割を演じており、我が国も徐々にそのような方向に近づきつつあると考えられます。
(公社)日本作業環境測定協会では、このような安全衛生分野の世界的な自律的管理へのトレンドを考慮しつつ、職場におけるさまざまなリスク要因を適切に管理して労働者の安全と健康が確保されるよう、労働環境における種々の化学物質や物理的因子、生物的因子など健康障害をもたらす要因(ハザード)とそれらハザードが働く人々の健康にもたらすリスクを的確に予測・認識・評価・管理するための知識と技術を有する高度な専門家を養成し、「日本作業環境測定協会認定オキュペイショナルハイジニスト(日測協認定オキュペイショナルハイジニスト=COH:Certified Occupational Hygienist)として認定してきました。
本制度は、わが国の労働衛生分野の法令に基づく資格である第1種作業環境測定士、労働衛生コンサルタントまたは衛生工学衛生管理者(後に産業医および第1種衛生管理者を追加)として5年以上の実務経験を有する方々に、国際的見地からハイジニストに求められる化学的、物理的、生物学的および人間工学的分野の包括的知識を93単位にわたり習得していただき、その後に評価試験(選択式70問、記述式3問)を実施してその合格者を認定するものとして平成20(2008)年からスタートし、そのカリキュラムおよび認定の課程から、わが国のこの分野のもっとも総合的かつ高度の資格と考えられますが、平成26(2014)年2月にハイジニストに関する国際組織である国際オキュペイショナルハイジニスト協会(IOHA:International Occupational Hygiene Association=英国政府登録の公益社団法人)の認証(後述)を獲得したことにより、英国、米国等に並ぶ国際的な資格としての客観的評価を得ました。
また、令和2(2020)年7月に再認証を受け、上記三つの国内資格に加えて、新たに産業医および第1種衛生管理者の皆様が養成講座を修了し評価試験に合格すればハイジニストに認定されることになりました。
全93単位の養成講座は、全体を1日ないし2日間の12コースに分け、また半日ないし時間刻みでも受講できるフレキシブルなシステムとし、さらに令和2年度からは、全コースをオンデマンド動画配信としており、受講しやすいものとなっています。また、養成講座の講師は、国内一流の専門家に担当いただいております。
ぜひ作業環境測定士、労働衛生コンサルタント、衛生工学衛生管理者および第1種衛生管理者の資格をお持ちの皆様、また産業医および大学等の教育研究機関を含む多くの皆様がIOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト養成講座を受講され、知識を増強・整理するとともに、我が国のこの分野で唯一世界に通じる労働衛生分野最高峰の本資格を取得され、さらなるキャリアアップにつなげられますことをお勧めいたします。
(なお、IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニストは、令和4年5月31日付け労働安全衛生規則等の改正により新たに規定された「化学物質管理専門家」および「作業環境管理専門家」に無条件で該当します)
IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニストの認定制度フロー図
(ご参考)
1.IOHAによる国別養成プログラムと当協会プログラムの認証について
IOHAでは、民間レベルの専門家として、良質なハイジニストを育て、各国の勤労者の安全衛生の向上をけん引する人材となるよう、各国のハイジニスト育成プログラムを審査し、優良なプログラムを認証(certify)する制度(NAR:National Accreditation and Recognition scheme)を運営しており、米国、英国、オーストラリアなど18の団体(2024年7月現在)のプログラムがこのNARスキームで認証されています。
当協会においても、平成15(2003)年からカリキュラム開発に着手し、平成20(2008)年3月から第1回養成プログラムを開始しましたが、これによる日測協認定オキュペイショナルハイジニストがこれらの国に並ぶ質のものであることを示すため、NARの認証を目指してIOHAに申請を行い、平成26(2014)年2月、非英語圏では初めての認証を得ました(認証は有効期限があり、2020年7月再認証を受けました)。
これによって日測協認定オキュペイショナルハイジニストは、IOHA国別認証審査制度(NARスキーム)によるオキュペイショナルハイジニストとして、英国オキュペイショナルハイジニスト、米国インダストリアルハイジニストなどと同様、世界に通用する専門家の肩書きとなりました。
〈名刺標記の例〉 IOHAによりIOHAロゴの使用、IOHA認証プログラムの資格者であることの明記が認められています。
日本語 | IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト |
英 語 | Certified Occupational Hygienist Certified Occupational Hygienist(IOHA-recognized) |
2.世界各国でのハイジニストの広がり――IOHA国別認証を受けている機関の一覧
米国のインダストリアルハイジニスト、英国、豪州、カナダ、南アなどのオキュペイショナルハイジニストは、労働衛生の最高峰の専門資格者として社会に広く認められています。また、これらの国を含む以下に掲げる世界の17の諸国では民間公益団体がそれぞれの国内において、IOHAの国別認証スキーム(NAR)で認証されたオキュペイショナルハイジニストの認定・養成制度を運用しています(韓国のみは、法制度に組み込まれています)。
〈IOHAによる認証を得ている機関(2024年7月現在)〉
- 米国インダストリアルハイジーン評議会(ABIH改めBGC)…AIHA,ACGIH
- 英国オキュペイショナルハイジニスト協会(BOHS)
- 豪州オキュペイショナルハイジニスト協会(AIOH)
- カナダオキュペイショナルハイジニスト登録評議会(CRBOH)
- オランダオキュペイショナルハイジーン協会(NVvA)
- フランスオキュペイショナルハイジーン協会(SOFHYT)
- イタリア予防専門家認証協会(ICFP)
- ノルウェーオキュペイショナルハイジーン協会(NYF)
- スウェーデン労働衛生環境認証評議会(SAOEH)
- 南アフリカオキュペイショナルハイジーン協会(SAIOH)
- スイスオキュペイショナルハイジーン協会(SSOH)
- 香港労働衛生環境評議会(HKIOEH)
- 日本作業環境測定協会(JAWE)
- ドイツオキュペイショナルハイジーン協会(DGAH)
- マレーシアインダストリアルハイジーン協会(MIHA)
- シンガポール職業環境衛生協会 (OEHS)
- フィンランドオキュペイショナルハイジーン協会(FOHS)
- イベロアメリカオキュペイショナルハイジーン評議会(JIHO)
さらに、アジアを含む世界各地域でこれからハイジニストの養成に取り組もうとする団体は、右肩上がりで増えており、合わせて37か国の41団体がIOHAに加盟しています。その地域分布は下図のとおりです(赤字は、IOHA-NAR認証を獲得している機関の所在する国)。
IOHA加盟41機関の地域分布
3.オキュペイショナルハイジーンとは? オキュペイショナルハイジニストとは?(IOHAのウェブサイトから)
- 「オキュペイショナルハイジーン」は、次のようにIOHAにより定義され、これはWHO、ILOなど国際機関でも採用されています。
IOHA definition and objectives
Occupational Hygiene is defined as: the discipline of anticipating, recognizing, evaluating and controlling health hazards in the working environment with the objectives of protecting worker health and well-being and safeguarding the community at large.
[日測協仮訳]
オキュペイショナルハイジーンは、勤労者および関係者の健康と幸福・安寧を確保するため、労働環境における健康に関する危害を予測し、認識し、評価しそして制御する専門分野である。 - IOHAにおいては、労働環境における健康に関するリスクの管理について、化学的、物理的、生物学的ハザード及びこれらによるリスクへの対処を挙げ、その際、人間工学的アプローチを考慮すべきことを挙げています。
- IOHAウエブサイトには、「オキュペイショナルハイジニスト」とは、どのような専門家で、何をするのか、について次の記述があります。
(1) What is Occupational Hygienist?
Occupational hygienists are committed to protecting the health and safety of people in the workplace and the community. Some occupational hygienists work in manufacturing, petrochemical, pharmaceutical, steel, mining and other industries. Others work in national governments, hospitals and public utilities. Some are employed as consultants or in research or academia.
[日測協仮訳]
(1)オキュペイショナルハイジニストとは
オキュペイショナルハイジニストは、勤労者および関係者の健康と安全の確保を使命として(committed)、製造業、石油産業、医薬製造、鉄鋼、鉱業などの産業界のさまざまな業種で、また政府および政府関係機関や病院、公的施設で、また独立の技術専門家として、さらに大学で、[直面する問題に]取り組んでいる。
(2) What does Occupational Hygienist do?
Occupational hygienists keep workers, and the communities surrounding workplaces, healthy and safe. They also ensure compliance with laws and regulations in the work environment. Occupational hygienists assess health risks in a workplace; sample air to determine if there are harmful substances present; measure noise levels in factories; supervise the safe removal from asbestos from buildings; and provide practical advice on how workers can be protected from job-related health and safety risks.
[日測協仮訳]
(2)オキュペイショナルハイジニストはどのようなことを行うのか
オキュペイショナルハイジニストは、勤労者および関係者の健康と安全を確保するとともに、職場に関わるあらゆる法令の遵守を確保するため、職場の健康リスクを評価し、また有害物質を測定により同定し、工場の騒音レベルを測定するような活動や、建築物の安全な石綿除去作業の指揮監督、また考えられるさまざまな労働災害リスクから勤労者を防護するために必要な、実態に則した指導助言を関係者に行う。
4.各国のハイジニスト資格者の数
IOHAが最近公表したリストによれば下表のようになっています。米国における数が圧倒的に多い状況です。
国 | 機 関 | ハイジニストの数(2023年11月現在) |
---|---|---|
オーストラリア | AIOH | 197 |
カナダ | CRBOH | 249 |
フランス | SOFHYT | 27(2019) |
香港 | HKIOEH | 12 |
日本 | JAWE | 110(2024年8月現在) |
マレーシア | MIHA | 15 |
オランダ | NVvA | 196 |
シンガポール | OEHSS | 20 |
南アフリカ | SAIOH | 223 |
米国 | BGC (AIHA・ACGIH) |
6,880 |
英国 | BOHS | 143 |
イタリア | AIDII | 129 |
ドイツ | DGAH | 8 |
スウェーデン | SOECB | 12 |
ノルウェー | NYF | 82 |
スイス | SSOH | 45 |
米国では、労働安全衛生法に基づいて具体的な安全衛生基準が示されますが、企業が安全衛生分野においてやるべきことを行っていないため労働災害を発生させた場合などは、企業は被災労働者等から訴訟を提起され、莫大な損害賠償金を支払うことになる場合があります。企業は、訴訟に備えるためにも、専門家であるハイジニストが企業として行うべき安全衛生に係るリスク管理対策に中心的にかかわることになります。米国では、企業のほか、政府や公的機関などさまざまな組織に多くのハイジニストがいます。有名なTLVsを毎年勧告しているACGIH(American Conference of Governmental Industrial Hygienists)は、米国の政府機関所属のインダストリアルハイジニスト等を中心に構成されています。
英国では、法ですべての事業者に、合理的に実行可能な限度での「労働者の就労中の健康、安全、福利厚生を確保する義務」を負わせる一方、指針や実施準則と呼ばれるものを参考に事業者が自主的に必要な措置を講ずることを規定していますが、法令順守を巡って、また労働災害が発生した場合の責任について、事業者が合理的に可能な範囲でのリスク管理対策を行っていることを実証することが求められますので、このためにも事業者は、適宜オキュペイショナルハイジニストの支援を受けて対応することになると思われます。
5.日本の法制度とIOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト
わが国では、細部にわたる法令の規定とその遵守のための労働基準監督制度のなかで、企業の自主的取り組みはあまり顕著とはいえず、労働災害防止のための民間専門家も育ってこなかったのが現状と思われます。
労働における健康と安全の確保は、労働福祉の基本であり、日本においては、労働基準法さらには昭和47年制定の労働安全衛生法により、事業者による必要な対策の実施と、国による労働基準監督官制度で企業の履行を確保することを基本としてきました。
しかし、法令は国全体の安全衛生水準を底上げすることには有効ですが、わが国のようにすでに法令の遵守を通じてある程度のレベルに到達した場合、さらに安全衛生水準の向上を図るには、法令の基盤の上に事業者の自主的・自律的取り組みが重要となります。
そこでは、法令の形式的要請を満たすにとどまらず、企業が現実に直面するリスク管理上の問題への対応が求められますので、包括的視点で問題を整理し、場合に応じて法令による資格者を含めた個々の分野の技術者・スタッフを指揮して問題に対応できる、いわば「司令塔」たる専門家が必要になると考えられます。
わが国には、法令に基づき事業場に配置することが必要な資格は多いですが、それらは通常、法令に定める特定の業務に限定されたものです。 従来は、法令の違反がなければ良しとした認識が普通でしたので、法令に基づく資格者をそろえれば、さらに広い分野に対応できる専門家を求める土壌はあまりなかったと思われます。
そのような中で、令和4年から化学物質の自律管理施策が展開されると、専門家の重要性が改めて認識されることになり、行政において、どのような場合にどのような専門家の役割が求められるかの検討が行われました。
そこで、「IOHAから認証されたプログラムによるハイジニスト」が化学物質管理等に関する最高峰の専門家として位置づけられるに至り、それに該当する「日測協認定オキュペイショナルハイジニスト」の制度上の位置付けが確固たるものとなりました。
行政は、前述のように「日測協認定オキュペイショナルハイジニスト」をそのまま法令上の「化学物質管理専門家」および「作業環境管理専門家」として位置づけるとともに、令和8年10月から金属アーク溶接等作業や第三管理区分の作業場所における作業で作業者が使用する呼吸用保護具を決定するために行う個人ばく露測定について、基本的には追加講習を受けた作業環境測定士が実施することになるところ、ハイジニストについてはそのまま実施できることと位置付けています。
IOHAによる認証と、行政による明確な位置づけを経て、ハイジニスト養成講座の受講者は増え、認定ハイジニストは令和6年10月現在117名となりましたが、ハイジニストの皆様が関係者に十分認知され、活躍するには、ハイジニストの総数がさらに増えて、47都道府県すべてに存在することが当面必要と考えております。
当協会は、IOHA認証のわが国における唯一のハイジニスト養成機関として、カリキュラムの一層の充実とハイジニストの自己研さんへの支援に努めてまいる所存です。
6.IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニストの属性について
令和6(2024)年8月現在、IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニストは、110名です。これらの皆様の所属や所有資格別等の内訳は、次のようになります。
男女比 | 男性97(88 %) 女性13(12 %) |
---|---|
都道府県分布 |
|
所 属 | 作業環境測定機関48 %(53人) 企業27 %(30人) 大学・研究所10 %(11人) 個人(コンサルタント事務所、クリニック等)13 %(14人)など |
取得資格別(延べ数) |
|
年齢構成 | 20歳代2 % 30歳代15 % 40歳代30 % 50歳代32 % 60歳代15 % 70歳代6 % |
7.各国ハイジニストの相互認証について
IOHAでは、NAR認証を受けた各国養成プログラムによる認定ハイジニストの相互認証に向けた検討を続けています。
これが実現すれば、当協会の認定ハイジニストがNAR認証を受けた各国において当該国のハイジニストと同等の資格としての活動ができることになります。
認証を受けた大多数の機関は、当該国の法制度などについてのガイダンスを受けることを条件に相互認証を認める意見ですが、まだ、全部の機関の賛同まで到達していません。
現在実施予定のIOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト養成講座
お知らせ&お願い
令和4(2022)年度より各コース年間2回オンデマンドセミナー(動画配信形式)形式で開催しております。第1回目は6月から9月まで、第2回は11月から2月までの期間を予定しています。
お申し込み前にテスト動画で動画が視聴可能であることをご確認くださいますようお願いいたします。
よくある質問
ハイジニスト規程を見ると、認定の資格の記載がありますが、IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト養成講座受講には資格がありますか
IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト養成講座の受講に関しては、資格はございません。規程に記載されているのは、ハイジニストに認定される際に必要な資格になります。受講に関しては、どなたでもご受講いただけます。また業務経験も受講に関しては、定めはございません。受講がすべて完了し、試験合格後のハイジニスト認定時に業務経験の必要年数を満たしていれば、認定には問題ございません。
1度取った単位に期限はありますか。93単位をいつまでに取得しなければならないなどの制限はありますか。また93単位取得後、いつまでに試験を受けなければならないなどありますか。
ハイジニスト試験受験に必要な93単位の受講に取得までの期間に制限はございません。そのため、ご自身のペースに合わせてご受講いただけます(半年で93単位を取得しても、2年かけて取得しても問題ございません) 。また1度取得した単位にも期限はございません。そのため、ハイジニスト試験ご受験のタイミングもご自身のご予定に併せてご受験いただけます。※期間の制限がありますのは、ハイジニスト試験合格後からハイジニストの新規認定申請までの間のみとなります。こちらの期間だけは、2年以内の間に申請することが定められています。
ハイジニスト試験に不合格の場合、何度でも受けられますか。
ハイジニスト試験の受験回数には、制限はございませんので、何度でもご受験は可能です(もう一度1から受講が必要ということもございません) 。また、どなたでも不合格の場合、通算2回目のご受験の時は、無料でご受験いただけます(3回目以降は、通常の料金となります)。
令和6(2024)年度〈後期〉
カリキュラム | 動画配信期間 | お申し込み/動画 | |
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コース1―4 | 配信終了 | ||
コース5―8 | オンデマンドセミナー 動画配信期間:12月12日(木)―2025年02月03日(月) |
コース5 |
コース6 |
コース7 |
コース8 |
||
コース9―12 | オンデマンドセミナー 動画配信期間:2025年01月15日(水)―02月20日(木) お申し込み期限:2025年01月08日(水)15:00まで |
コース9受講お申し込みフォーム
コース10受講お申し込みフォーム コース11受講お申し込みフォーム コース12受講お申し込みフォーム |
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評価試験 | IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト評価試験 第22回:10月22日(火) |
受験案内・受験申込書 [615KB] (お申し込み期限:10月11日) |
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研修会 | IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト対象研修会 [456KB] 令和6年度(ハイブリッド開催):令和7年03月10日(月) |
COH研修会申込(Googleフォーム) (お申し込み期限:令和7年02月24日15:00) |
テキスト
図書・分析試料販売サイトより、受講前にご購入ください。
参考図書 | |
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コース1 | |
コース2 |
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コース3 | |
コース4 | |
コース5 コース6 |
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コース7 |
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コース8 | |
コース9 | |
コース10 コース11 |
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コース12 |
IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト研修会
認定オキュペイショナルハイジニストのほか、これから認定を受ける方、養成講座を受講予定の方も参加できます。
開催日:令和07年03月10日(月)
受講案内 [456KB]
研修会申込フォーム(Googleフォーム)
(お申し込み期限:令和7年02月24日15:00)
IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト名簿・規程
IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト名簿
IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト名簿 [320KB](全117名のうちウェブサイト掲載に同意した方のみ)
IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニストの更新申請手続き
- IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニストの更新申請手続きについて [306KB]
- IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト更新申請書 [42KB]
- 更新制度について補足資料 [1.02MB]
IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト評価試験
養成講座のコースすべてを受講し、所定の単位を取得した方を対象として、講習内容の理解度を評価するために、「IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト評価試験」を実施いたします。
養成講座コースの履修および評価試験の合格は、「IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニスト」の資格付与に必須となります。
IOHA認証日測協認定オキュペイショナルハイジニストのお問い合わせ先
公益社団法人 日本作業環境測定協会 研修センター
TEL:03-3456-1601
FAX:03-3456-5854